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■工法とマスターモデル |
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エスポール(ESPOR®)注型技術は逆形状の物を製作するのにマスターモデルを必要とします。 そのマスターモデルは完全に固い材料でなければなりません。 材料としては木材,エポキシ樹脂や金属などが使用されます。 各種のラピッドプロトタイピング装置により作成されたパターンも使用できます。 柔らかい材料,例えばシリコン樹脂は使用できませんし,固くても薄い壁形状は強度得るために補強が必要となります。 マスターモデルは最低2度の抜け勾配が必要で、どんな小さな逆テーパーも不可となります。 絞模様シートをマスターモデルに貼る場合は,脱型時にその絞模様シートを容易に剥がせるように接着力の弱い接着剤を使用しなくてはなりません。 エスポール(ESPOR®)材料は検知できるほどの収縮がありませんのでスケールモデルは必要ありません。 |
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